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2度のくも膜下出血手術 入院体験を乗り越えて

      2022/07/27

久しぶりのブログ更新!別世界

長らく更新していなかった当ブログ。

ログインしてみると、
流石に不具合も出ていたので
諸々、アップデートしたところ、対応仕切れず・・・。

思い切ってテンプレートをシンプルな
「STINGER」に変更してみました。

これまで、かなりのコテコテだったので
なかなかのシンプルぶりに
うっとりです!

と共に、仕様が違って戸惑ってます(汗

YOUTUBE動画のあの話、記事にします

更新していなかった間の
大きな出来事といえば、

駅で気を失って救急搬送されたこと。

1年前の話ですが
私のくも膜下出血手術の体験動画
第一弾の文字バージョンを記事にします。

ちょっと長いですが
宜しかったら読んでみてください。

爆笑問題・田中裕二さんも患った
くも膜下出血という病。

最近では爆笑問題の田中裕二さんも
緊急入院されて話題となった
くも膜下出血という病。

早期搬送、早期手術で、私は助けていただきました。

※体験動画の第一弾のなので掲載日時は1年前のものとなります。

2度のくも膜下出血手術入院体験を乗り越えて
尊敬する貴方に捧ぐ

2度のくも膜下出血手術入院体験を乗り越えて 
尊敬する貴方に捧ぐ



2020年一月、
中国で新型ウイルス感染症が 見つかった頃

何の予兆もない、突然の出来事だった。

2020年一月十日、
中国武漢市の海鮮市場で
「新型ウイルス感染症が見つかった」とされる頃、

私の身に起きたお話。

駅で倒れる。

帰路のことだった。

気分が悪くなり、駅のトイレに駆け込む。

なかなか気分は回復せず、
トイレから出られそうになかった。

このまま密室で発見されず
一夜を過ごすことに なるかもしれない。

そう思ったので

なんとかトイレの外へ出て
人の助けを乞うた。


駅員さんを呼んでくださった方、
有難うございます。

ここから記憶は曖昧だが
スマホの電話帳を 駅員さんに提示して
友人に連絡してもらったように思う。

友人メモによると、
救急を呼んで10分後に3人の救急救命士さんが
救急車に乗せてくれたそうだ。

気付いたら、チューブだらけ

気付いたら、チューブだらけ

意識のない患者は

手術前や手術中の先生、
看護師の方、

友人や親戚の苦労、
心労を知る由もなく・・・。

2020年1月12日、
目覚めたら、こんな感じ。

沢山のチューブが体中に繋がっていた。

お知らせボード

病室は個室で快適だった。

壁掛け式のテレビ完備。

「お知らせボード」にはスケジュールや注意事項が書かれている。

「お知らせボード」の 気になる文言

その「お知らせボード」

気になる文言が書かれている。

移動の時はナースコールでお知らせください

「移動の時はナースコールでお知らせください」
という言葉には深い意味がある。

=

少しでも体勢を変える時は
自己判断で(勝手に)動かないでください。

というのも・・・

(専門的なことは分からないが)
私の背中には「ドレーン」という管が
繋がっていた。

「ドレーン」とは
体内に貯留した血液、膿、侵出液を
体外に排出する医療行為。

排液の逆流を防ぐため
排液バッグは挿入部より下になるよう固定するなど
厳しい管理が必要なため、看護師さんは神経を使う。

海外の実習生が
私の「ドレーン管理」を見学に来たくらいだ。

「移動の時はナースコールで お知らせください」


という言葉

=自己抜去予防

というのも・・・

こんなにも線がつながっているので抜きたくなる・・・

  • 血中酸素濃度測定器(パルスオキシメータ)
  • 点滴
  • 血圧計
  • ドレーン
  • 膀胱留置カテーテル
  • マッサージ
  • 心電図 

「自己抜去」とは?

患者がドレーンの必要性を理解できず
「異物」として無意識、または
故意に抜いてしまうこと。

自己抜去予防として

ドレーンが、どこに、どのように入っているか
患者に説明し、
適切なアセスメントを行うことが
安全な看護に繋がる。

入院中、ダントツ一位に辛かったのは?

入院中辛かったダントツ一位は

膀胱に管を通し、尿を体外に出す細長い管
膀胱留置カテーテル

膀胱留置カテーテルが繋がっている間、
ベッドという四角いジャングルから
一歩たりとも出ることはできない。

足を降ろすことも許されない。

トイレに行けない。

就寝前、残尿感を感じるため、
必ずナースコールを押し、
看護師さんに管に残る尿を流してもらった。

夜中、申し訳ない気持ちで一杯だった。

膀胱留置カテーテルの天敵

膀胱留置カテーテルの天敵

便意

手術から数日後、
膀胱留置カテーテルでは対応できない事態が勃発。

看護師さんに便意を相談したところ、

ドレーンが抜けるまで
ベッドから出れないので選択肢は2つ。

どうしても洗面器!?で用を足す勇気が出ず・・・

何を思ったか真夜中に、
ベッドの外へ出れないかと起き上がってしまった!

しかし・・・

情けないことになっている私の元へ、
すぐに駆けつけてくれた看護師さん。

(私の心中)ごめんなさい・・・

「終わったらナースコールしてください」

そう言い残して 病室を出て行った
看護師さん

世話が大変とか、そういうことじゃなく
患者自身のことを一番に行動してくれた
看護師さん。

夜中2時に、笑顔で点滴を交換してくれた
看護師さん。

時に、子供、
時に、友達、
時に、母親のように
厳しい

看護師さん。

何者でもない命に向き合ってくれて
ありがとう。

 - くも膜下出血