イラストレーター(イラレ)で表組みをエクセルなどから流し込みたい
2025/03/19
目次
デザイナーを目指す人に知っておいてほしいこと
「憧れのデザイナーになりたい」
日々、熱い想いで
Adobeの勉強をされている
デザイナーの卵さん。
お疲れ様です。
そんな高い志を持つ人に
知っておいてほしいこと、
それは・・・。
フライヤーとかポスターとか、
華々しいビジュアルを作るだけが
デザインじゃない、
ということ。
意外と多いのが
ワードやパワーポイント、エクセルなど
オフィス系のデータを
IllustratorやInDesignに
組み込む「表組み」の作成です。
緻密でミスが許されない作業なので
「地味で嫌い」という気持ちになりますが・・・・。
こういった仕事は
需要があるのも事実。
効率良く作成できる技を知っておくに
越したことはありません。
イラストレーターのコピペが怖いからインデザイン?
フィニッシュデータはイラストレーターなのに
イラストレーターは文字を
1つ1つコピペしないと作れないから・・・
表組みはインデザインで作るのが一番!
というご意見もあると思います。
実際に、インデザインで作って
PDFに書き出し、リンク画像として
イラストレーターに貼っている
データを見た時は
こんな方法があるのか!?
と感心しました。
しかしインデザインで出来ることが
イラストレーターで出来ないなんて
何だか相当、腑に落ちない。
2018年というAIの時代に
モヤモヤするので調べてみました。
イラストレーターCS6でも流し込みの「表組み」は作れた
CCなら、表組み作成は
完璧のようです。
じゃあCS6は??
CS6で
いっちょ
作ってみました。
完成は↓これ↓
IllustratorCS6超☆初心者講座〜表組みを正確・綺麗な流し込みで作成する方法(動画)
イラストレーターCS6で「表組み」を作る方法
まずは「直線ツール」長押しすると
「長方形グリッドツール」が
出てきます。
サイズを入力し
外枠だけ作ります。
●ここがポイント
「水平方向の分割」と
「垂直方向の分割」は
線数0にします。
(セルは0個)
すると、
普通の長方形が出来ます。
このままでは
呪文を唱えたところで
何も起こりません。
そこで。
「オブジェクト」 の
「パス」 の中にある
「段組設定」を選択します。
(「段組設定」は何故「パス」 の中にある? 謎)
行・列などを入力します。
(間隔は0で)
すると、表っぽくなるのですが
まだ、ただの
「セルの集まり」みたいなもので
入力できる四角が出来ただけです。
エクセルなどのデータをコピーしておき、
次に行うべきは
「書式」 の「スレッドテキストオプション」から
「作成」を選択します。
すると
ボックス同士が連結され
流し込みが可能になるので
先ほどコピーした文字をペーストします。
Illustrator CS6には「ポイント文字に切り替え」がない
当記事の冒頭で
「CCなら、表組み作成は完璧」
と書きました。
つまりIllustrator CS6は
表組み作成は完璧ではないということ。
CCなら、流し込んだ後に
「ポイント文字に切り替え」が可能なのですが
Illustrator CS6には
「ポイント文字に切り替え」がありません。
これでは天地センターなど
文字の細かい調節が出来ない!?
困りますね。
イラレCS6で「ポイント文字に切り替え」なしで表組みをキレイに仕上げる方法
そこで
Illustrator CS6に存在しない
「ポイント文字に切り替え」問題を
解決する方法です。
まず「書式」の
「エリア内文字オプション」より
オフセットの
「1行目のベースライン」
「行送り」を選択すると・・・
行間で天地を調整できるようになります。
オ( ̄人 ̄)ケ
仕事にも使えないと意味ないですよね^^
今回は「動くブログ」に
挑戦してみました。
如何でしたでしょうか???
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
うみぞうでした。