イラストレーター(イラレ)で表組みをエクセルなどから流し込みたい
2022/07/27
目次
デザイナーを目指す人に知っておいてほしいこと
「憧れのデザイナーになりたい」
日々、熱い想いで
Adobeの勉強をされている
デザイナーの卵さん。
お疲れ様です。
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そんな高い志を持つ人に
知っておいてほしいこと、
それは・・・。
フライヤーとかポスターとか、
華々しいビジュアルを作るだけが
デザインじゃない、
ということ。
意外と多いのが
ワードやパワーポイント、エクセルなど
オフィス系のデータを
IllustratorやInDesignに
組み込む「表組み」の作成です。
緻密でミスが許されない作業なので
「地味で嫌い」という気持ちになりますが・・・・。
こういった仕事は
需要があるのも事実。
効率良く作成できる技を知っておくに
越したことはありません。
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イラストレーターのコピペが怖いからインデザイン?
フィニッシュデータはイラストレーターなのに
イラストレーターは文字を
1つ1つコピペしないと作れないから・・・
表組みはインデザインで作るのが一番!
というご意見もあると思います。
実際に、インデザインで作って
PDFに書き出し、リンク画像として
イラストレーターに貼っている
データを見た時は
こんな方法があるのか!?
と感心しました。
しかしインデザインで出来ることが
イラストレーターで出来ないなんて
何だか相当、腑に落ちない。
2018年というAIの時代に
モヤモヤするので調べてみました。
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イラストレーターCS6でも流し込みの「表組み」は作れた
CCなら、表組み作成は
完璧のようです。
じゃあCS6は??
CS6で
いっちょ
作ってみました。
完成は↓これ↓
IllustratorCS6超☆初心者講座〜表組みを正確・綺麗な流し込みで作成する方法(動画)
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イラストレーターCS6で「表組み」を作る方法
まずは「直線ツール」長押しすると
「長方形グリッドツール」が
出てきます。
サイズを入力し
外枠だけ作ります。
●ここがポイント
「水平方向の分割」と
「垂直方向の分割」は
線数0にします。
(セルは0個)
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すると、
普通の長方形が出来ます。
このままでは
呪文を唱えたところで
何も起こりません。
そこで。
「オブジェクト」 の
「パス」 の中にある
「段組設定」を選択します。
(「段組設定」は何故「パス」 の中にある? 謎)
行・列などを入力します。
(間隔は0で)
すると、表っぽくなるのですが
まだ、ただの
「セルの集まり」みたいなもので
入力できる四角が出来ただけです。
エクセルなどのデータをコピーしておき、
次に行うべきは
「書式」 の「スレッドテキストオプション」から
「作成」を選択します。
すると
ボックス同士が連結され
流し込みが可能になるので
先ほどコピーした文字をペーストします。
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Illustrator CS6には「ポイント文字に切り替え」がない
当記事の冒頭で
「CCなら、表組み作成は完璧」
と書きました。
つまりIllustrator CS6は
表組み作成は完璧ではないということ。
CCなら、流し込んだ後に
「ポイント文字に切り替え」が可能なのですが
Illustrator CS6には
「ポイント文字に切り替え」がありません。
これでは天地センターなど
文字の細かい調節が出来ない!?
困りますね。
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イラレCS6で「ポイント文字に切り替え」なしで表組みをキレイに仕上げる方法
そこで
Illustrator CS6に存在しない
「ポイント文字に切り替え」問題を
解決する方法です。
まず「書式」の
「エリア内文字オプション」より
オフセットの
「1行目のベースライン」
「行送り」を選択すると・・・
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行間で天地を調整できるようになります。
オ( ̄人 ̄)ケ
仕事にも使えないと意味ないですよね^^
今回は「動くブログ」に
挑戦してみました。
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
うみぞうでした。
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